「日本史は暗記科目」

誰しもが、疑いなくそう思っています。

しかし、中学受験・高校受験でも、むろん大学受験でも、それをいえばどの科目も「暗記科目」です。

その暗記を乗り越えれば、受験の勝利者になれるというわけです。

 

つまり、その暗記が苦手な生徒は、受験に勝つことは容易ではないということになります。

さらには、暗記が苦手な生徒が、暗記な得意な生徒と同じ「暗記の土俵」で競争し続けるのはあまり良い方法とはいえません。

 

長坂塾の日本史は「覚えない日本史」です。

それは興味関心を高めるといったことではなく、暗記せずに偏差値をあげるための独自のトレーニング方法です。

 

暗記が苦手、日本史が好きではない、そんな生徒にとって下の7つの勉強方法は、苦痛であり、その苦痛はますます日本史を苦手にします。

例えば、「年代暗記」です。

これは苦痛です。少なく見積もっても300個は覚える必要があり、それを「ゴロ合わせ」でやるなんて苦行です。

しかし、これは共通テスト「日本史探究」には、どれだけ検証をしても「年代暗記」は不要です。

なぜなら「出題箇所の予測が可能」「出題の仕方が明確にある」からです。

ですから毎年、共通テストの「順番並び替え」を的中できるのです。

この法則を知るだけで、暗記の量は劇的に減少します。

 

また「正誤問題」も同様です。

これは順番並び替えも同様ですが、「正誤問題」は歴史学に基づいて作成されています。

ですから歴史的なアプローチをして、さらに長年その角度から分析を続ければ、「誤文の作り方」を知ることができます。

こうなれば、もう事前に問題の作り方、つまりは相手の手の内を知っている状態になります。だから最初から「誤文」を予測できるのです。

ただ、こうした法則を知る努力は受験生には大きな負担となるため、それは『テーマ別日本史解説集』と「覚えない日本史トレーニング」で学んでもらえばよいかと思います。

 

もちろん、日本史を学ぶことは楽しいことです。

歴史を知ることは未来を想像できることであり、そこには多くの思考が存在します。

日本史講座の最大の目的な歴史を好きになってもらうことです。

しかし「暗記」の苦痛が大きく偏差値が上昇しても、それでは好きにはなれません。

 

だからこそ、講座の最中には、様々な「お話」が登場します。

受験なんだから余談って思われるかもしれませんが、暗記の負担が少ない分、そうした時間を持つことができるのです。

だからこの講座は、授業をしませんが、楽しいのです。

 

「日本史は暗記科目」

 

その常識を疑い、解決策を考案する、そうすることで何度も愛知県1位の日本史になっていくのです。